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子宮頸部の観察・撮影が1台でできる産婦人科向けカメラを発売

2022年05月27日 14:35

8名の医師が参考になったと回答 

 カシオ計算機はこのほど、子宮頸部の観察・撮影が1台でできるコルポカメラ「DZ-C100」を産婦人科向けに発売した。子宮頸部のコルポスコピー検査に使用される従来の拡大鏡はピントが合わせにくい、重たくて扱いづらい、撮影時にカメラを接続させる必要があるなどの難点があったが、「DZ-C100」は拡大鏡とカメラの機能を備えており、専用のカメラスタンド「CST-100M」を使うことで、スムーズに動かせ望む位置に固定することが可能。パソコン用の撮影画像管理ソフト「D'z IMAGE Viewer」の提供も行っている。

 「DZ-C100」は、1回のシャッターで通常、グリーン、偏光の3種類の画像を撮影でき、これまでのようにフィルターやライトの変更の手間がいらない。コルポスコピー検査の1つである酢酸加工診に必要な動画撮影もできる。観察はカメラの液晶で行い、液晶をタッチするだけでその位置にピントが合うタッチフォーカス機能を搭載。タッチ位置にフォーカスフレームが移動するので、中央部以外にもピントを合わせられる。

 専用カメラスタンドは、直径513mm、高さ924mm、重さ約13.7kg(カメラ装着時)。観察しやすいようにフレキシブルに動かせるだけでなく、折りたたんだアームをマグネットで固定でき収納しやすくなっている。

 販売は同社オンラインストア(関連リンク)で、メーカー希望価格はカメラとスタンドの同時購入で186万7,800円。

0120_DZ-C100_stand-01.jpg

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