早期のレムデシビルで院内死亡を90%抑制

ICU入室のCOVID-19患者

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 東京医科歯科大学大学院国際健康推進医学分野教授の藤原武男氏の研究グループは、同大学救急救命センター、集中治療部、臨床検査医学分野、画像診断・核医学分野との共同研究で、2020年4月~21年11月に同大学病院の集中治療室(ICU)に入院し、副腎皮質ステロイド投与を受けた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者168例を対象に、レムデシビルの投与タイミング別に非投与例と予後を解析。発症から9日以内のレムデシビル投与は非投与と比較して死亡リスクを90%減少させたとJ Med Virol(2022年9月23日オンライン版)に発表した。

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