分子標的薬の心毒性を解説

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 がん薬物療法に用いられる分子標的薬は、がん細胞の増殖因子やその受容体、細胞内シグナル伝達物質など、固有の標的分子に特異的に作用する。殺細胞性抗がん薬と比べ、正常細胞への影響が小さく副作用の軽減が期待されてきた。しかし、多数の心血管毒性が報告されている。国立がん研究センター東病院循環器科長の田尻和子氏は、第26回日本心不全学会(10月21~23日)で分子標的薬の心血管毒性について概説。分子標的薬のオフターゲットが心血管毒性をもたらす可能性があるという。

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