2型糖尿病患者、1日2食で膵臓内脂肪増加

日本発の後ろ向き研究

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 近年、肥満や糖尿病患者の増加に伴い、異所性脂肪蓄積による臓器障害が注目されている。通常は少量しか含まれない臓器内およびその周辺に脂肪が蓄積する異所性脂肪蓄積は膵臓でも確認されており(膵臓内脂肪沈着および脂肪膵臓疾患と呼ばれる)、脂肪膵臓疾患では糖尿病のリスクが高まることが知られている。大阪大学大学院内分泌・代謝内科学の仁木暁子氏らは、2型糖尿病患者における生活習慣因子(以下同)と膵臓内脂肪沈着との関連性を後ろ向き研究により検討。2型糖尿病患者においては、1日3食の食習慣と比べ1日2食では膵臓内脂肪沈着が有意に多いことを、BMJ Open Diabetes Res Care2022; 10: e002926)に発表した。

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