若年2型糖尿病にエンパグリフロジンが有効

二重盲検RCT・DINAMO

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 近年、世界的に10歳代で2型糖尿病患者が増加しているが、治療法は依然限定的である。そこで米・Harvard Medical ScholのLori M. Laffel氏は、若年発症の2型糖尿病患者を対象に、SGLT2阻害薬エンパグリフロジンの有効性と安全性を検討する二重盲検ランダム化比較試験(RCT)DINAMOを実施。プラセボ群と比べ、エンパグリフロジン群ではHbA1cや空腹時血糖(FPG)が有意に低下し、安全性にも大きな問題がなかったと国際糖尿病学会(IDF 2022、2022年12月5~8日)で報告した。試験の詳細はLancet Diabetes Endocrinol2023; 11: 169-181)に掲載されている。

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