能登半島地震、各医学会の動向まとめ
現地の医療従事者に情報を発信
2024年01月23日 16:00
148名の医師が参考になったと回答
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2024年1月1日、石川県能登半島で最大震度7の揺れを観測する地震が発生した。現地の医療機関にも大きな被害が生じており、厚生労働省が本日(1月23日)に公開した「石川県能登地方を震源とする地震について(第48報)」によると、本日6時時点で石川県の10施設において水使用不可、2施設で倒壊の危険がある建物からの患者の搬送完了などとなっている。他方、県外からは災害派遣医療チーム(DMAT)161隊、災害派遣精神医療チーム(DPAT)21隊、日本医師会災害医療チーム(JMAT)60隊をはじめ、複数の医療班が石川県庁本部および各地の病院・避難所で活動を継続。各医学会も発災直後から支援の動きを始め、血栓症への対策や被災者の精神的ケアなど、現地で活動する医療従事者向けに被災地で重要となる情報を発信している。以下、1月23日までの学会発の情報をまとめた。