デノスマブで糖尿病リスクが16%低減

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 骨粗鬆症の治療薬として使われているヒト型モノクローナル抗体デノスマブは、RANKLシグナル伝達阻害によるインスリン感受性や耐糖能異常の改善効果が示されている。台湾・Hualien Tzu Chi HospitalのHuei-Kai Huang氏らは、デノスマブが糖尿病発症リスクを低下させるかを検討するため、骨粗鬆症患者6万8,510例を対象とした傾向スコアマッチングコホート研究を実施。その結果、骨粗鬆症に対するデノスマブ治療は、糖尿病の発症リスクを16%低減させたとJAMA Netw Open2024; 7: e2354734)に報告した。

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