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血流阻害のない不安定プラークにPCIが有効

PREVENT試験

2024年05月01日 18:31

178名の医師が参考になったと回答 

 急性冠症候群(ACS)や心臓突然死は、主に脂質成分に富む冠動脈のアテローム性プラーク(不安定プラーク)が破裂し血栓化することで生じるが、不安定プラークが血流を阻害していない症例への予防的経皮的冠動脈インターベンション(PCI)の有効性・安全性は明らかでない。韓国・University of Ulsan College of Medicine Asan Medical CenterのSeung-Jung Park氏らは、血流阻害のない不安定プラーク例を対象に至適薬物療法(OMT)+予防的PCI併用の心血管リスク低減効果をOMT単独と比較する国際共同多施設非盲検ランダム化比較試験(RCT)PREVENTを実施。その結果、「OMT単独群と比べ、OMT+予防的PCI併用群で患者の予後が有意に良好だった」と第73回米国心臓病学会(ACC.24、4月6~8日)で報告した。詳細は、Lancet2024年4月8日オンライン版)に同時掲載された(関連記事:「冠動脈イメージング、進むAI開発」)。

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