群大肝胆膵外科、信頼回復への軌跡
医療事故報道から約10年
2024年05月23日 15:55
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2014年11月に、群馬大学病院における腹腔鏡下肝切除術での医療事故が大々的に報道された。2015年8月に外部委員で構成された事故調査委員会が発足し、2016年7月には事故調査委員会報告書が公開された。群馬大学病院肝胆膵外科は、2015年11月に大学改革の一環として新設され、調憲氏が同科の教授に就任してから約8年。信頼の回復と医療安全の規範となることを使命として、事故調査委員会報告書が示す提言を実践してきた。その改革への取り組みについて、第124回日本外科学会(4月18~20日)で報告した。