CAR-T療法ブレヤンジ、大細胞型B細胞リンパ腫などで有効性示す
ブリストル・マイヤーズ スクイブ
2024年06月11日 15:38
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ブリストル・マイヤーズ スクイブは6月10日、大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、濾胞性リンパ腫(FL)を対象にキメラ抗原受容体遺伝子改変自家T細胞(CAR-T細胞)製剤、リソカブタゲン マラルユーセル(商品名ブレヤンジ)の有効性を検討した3試験のデータが米国臨床腫瘍学会(ASCO 2024、5月31日〜6月4日)で報告され、臨床的意義のあるアウトカムを示したと発表した(関連記事「CAR-T療法ブレヤンジ、再発・難治性濾胞性リンパ腫で適応追加承認を申請」)。
同データには、①再発または難治性LBCL患者に二次治療として同薬を投与するTRANSFORM試験の3年間の追跡調査、②びまん性LBCL、高悪性度B細胞リンパ腫、原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫、グレード3BFLおよびMCLを含む再発または難治性のB細胞非ホジキンリンパ腫(NHL)患者を対象としたTRANSCEND NHL 001試験のMCLコホートにおけるサブグループ解析、③FLを含む再発または難治性の低悪性度B細胞NHL患者を対象としたTRANSCEND FL試験で得られたブリッジング療法サブグループ解析の結果が含まれる。