タトゥー、やめとく? 皮膚がんとの関連を検証

米・Duke大学のシステマチックレビュー

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 米国では1970年代からタトゥーが急速に普及し、現在は一般人口の約46%がタトゥーを入れていると報告されている。特にミレニアル世代やZ世代の間で人気が高まっており、日本でも若者を中心にファッションとしてタトゥーを施す人が増えている。このような背景から、タトゥーが引き起こす健康リスクに注目が集まってきている。米・Duke UniversityのJamie Lebhar氏らは、タトゥーに発生する皮膚がんの報告件数が増加していることをシステマチックレビューで実証。また、タトゥーに使用された色素とがんの種類に関連が見られたことや、タトゥー症例と一般人口で腫瘍の特徴に顕著な違いがあることなどをJAAD Int2024; 16: 133-143)に報告した(関連記事「アジア初!皮膚がんの疫学的解析」「皮膚がん患者の高齢化が顕著に」。

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