動物介在療法は過去10年間で急速に注目され、発達障害や社会生活に支障を来した児への介入効果が期待されている。オランダ・University of GroningenのSteffie Van Der Steen氏らは、自閉症スペクトラム障害(以下、自閉症)/ダウン症児65例を対象に、犬介在療法が社会的スキルに及ぼす影響について、犬型ロボット介在療法群、無治療の対照群と比較するランダム化比較試験(RCT)を実施。結果をPLoS One(2025; 20: e0319939)に報告した(関連記事「ペット型ロボットが長期入院患者の癒しに」)。