スペイン・Centro Nacional de Investigaciones Cardiovasculares Carlos III(CNIC)のXavier Rossello氏らは、左室駆出率(LVEF)が40%超の心筋梗塞(MI)後患者におけるβ遮断薬の有効性を評価したランダム化比較試験(RCT)REBOOTの事前に指定された男女別サブグループ解析を実施。その結果、β遮断薬は女性MI患者に対し有害な可能性があり、全死亡のリスクが1.9倍に高まることが示されたとEur Heart J(2025年8月30日オンライン版)に発表した。男性では同様の有害性は認められなかった。