子宮移植「議論を続ければ許容される」が多数意見

若年女性への意識調査

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 近年の生殖補助医療技術の発展により,多くの不妊夫婦に福音がもたらされている。しかし,生まれつき子宮がない女性や子宮腫瘍などにより子宮を摘出された女性にとって,自らの子宮で児を育て出産することは不可能である。最近これらの子宮性不妊女性が自らの児を得るために子宮移植が試みられている。第4回日本子宮移植研究会・市民公開講座(11月3日)で,慶應義塾大学産婦人科の木須伊織氏は子宮移植の現状と同科の取り組み,わが国の若年女性の子宮移植に対する意識調査の結果を報告。子宮移植の社会的許容性については,「議論を続ければ許容される可能性がある」との回答が3分の2を占めたことなどを明らかにした。

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