超高齢社会となった現在、日常生活動作(ADL)障害の主たる要因が変容した。加齢に伴いフレイルが生じて徐々にADLが低下、さらに骨折や肺炎などによる入院を契機にADL障害を来すケースが増加している。横浜市立大学附属市民総合医療センターリハビリテーション科診療講師の若林秀隆氏は、第20回日本病態栄養学会(1月13〜15日)で、サルコペニア・フレイル予防を目的とした予防的リハビリテーション(リハ)栄養の定義とリハ栄養ケアプロセスを提唱した。