抗PD-L1抗体が肺がん維持療法でも予後改善

DurvalumabがNSCLCの維持療法でPFS延長

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 免疫チェックポイント阻害薬である抗PD-L1抗体durvalumabについて、化学放射線療法施行後に進行が認められなかったⅢ期(局所進行性)非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象に、維持療法/地固め療法(consolidation therapy)としての有効性・安全性を検証した第Ⅲ相二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験PACIFICの中間解析の結果から、無増悪生存期間(PFS)の有意な延長が認められたことを、H.Lee Moffitt Cancer Center & Research InstituteのScott J. Antonia氏らがN Engl J Med2017年9月8日オンライン版)で発表した。この結果は、欧州臨床腫瘍学会議(ESMO 2017、9月8~12日、マドリード)でも報告された。

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