食道扁平上皮がんへのニボ+化学療法およびニボイピでOS延長

第Ⅲ相試験CheckMate-648

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 米・Bristol Myers Squibbは4月8日、切除不能進行/転移性食道扁平上皮がんを対象とした第Ⅲ相試験CheckMate-648において、抗PD-1抗体ニボルマブ+化学療法の併用およびニボルマブ+抗CTLA-4抗体イピリムマブの併用が、化学療法単独と比べて全生存期間(OS)を有意に延長したと発表した。

 同試験の主要評価項目はPD-L1陽性例におけるOSおよび無増悪生存期間(PFS)。副次評価項目は全集団におけるOSとPFS。

 ニボルマブ+化学療法併用療法は、化学療法単独と比べてPD-L1陽性例および全症例のOSを有意に延長し、PD-L1陽性例のPFSを有意に延長した。

 また、ニボルマブ+イピリムマブ併用療法は、化学療法単独と比べてPD-L1陽性例および全症例のOSを有意に延長した。ただし、PD-L1陽性例のPFSの延長は認められなかった。

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