国内コロナ患者の臨床像、全死亡率の推移

NDBオープンデータ・約94万例を解析

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 浜松医科大学内科学第二講座の宮下晃一氏らは、厚生労働省が公開しているレセプト情報・特定健診等情報データベース(National Database;NDB)オープンデータを用いて、約94万例の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)成人患者の大規模データを解析。従来株流行期からデルタ株流行期にかけて患者背景や特性を検討した結果、流行株の移行に伴い患者の若年化が進み、デルタ株流行期には全死亡率が大幅に低下したことが確認された。特に65歳以上の高齢者では顕著な低下が見られた。結果の詳細はEmerg Microbes Infect2022; 12: e2155250)に発表された。

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