尿ナトリウム/カリウム(Na/K)比は血圧と正の関連にあることが知られており、高血圧予防の指標になりうる。東北大学東北メディカル・メガバンク機構予防医学・疫学部門個別化予防・疫学分野講師の小暮真奈氏は、特定健康診査の血圧データを用いて尿Na/K比測定の有効性を検討。測定を実施した群では、その後の平均血圧値が低下したことを第44回日本高血圧学会(2022年10月14~16日)で報告した。