脳卒中後の上肢運動機能、ロボットで改善

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 近年、リハビリテーション分野においてさまざまなロボットが導入されている。しかし、その多くは患者の意図とは関係のない決まった動作の繰り返しや患者自身の動作の補助しかできないため、脳卒中による重度上肢麻痺リハビリテーションへの応用は困難であった。順天堂大学大学院リハビリテーション医学教室の村上悠平氏、教授の藤原俊之氏らは、重度上肢麻痺患者の意図を生体電気信号から判別し麻痺した手が思い通りに動かせる人工知能(AI)ロボットを開発。脳卒中後の上肢リハビリテーション治療における効果を単盲検ランダム化比較試験(RCT)で検証した結果をNeurorehabil Neural Repair2023; 37: 298-306)に報告した。

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