ファリシマブ、網膜静脈閉塞症の治療間隔を最大4カ月延長

中外製薬

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 中外製薬は10月18日、スイス・ロシュが10月10日に血管内皮細胞増殖因子(VEGF)/アンジオポエチン(Ang)-2阻害薬ファリシマブ(商品名バビースモ)について、網膜静脈閉塞症(RVO)に対する国際第Ⅲ相臨床試験2件のトップライン結果を明らかにしたと発表した(関連記事:「ファリシマブ、網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫で適応拡大申請 」)。

 今回結果が発表されたのは、網膜静脈分枝閉塞症患者553例を対象としたBALATON試験と、網膜中心静脈閉塞症または半側網膜静脈閉塞症患者729例を対象としたCOMIO試験である。検証の結果、ファリシマブ群において24週時点で達成された視力の向上を維持しながら治療間隔を最大4カ月まで延長したことが示されたという。

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