身体活動は、BMIと無関係に乳がんまたは乳がん特異的死亡リスクの低下と関連することが確立されている。またマンモグラフィで評価される高濃度乳房は女性の乳がんの強力な危険因子の1つであるが、マンモグラフィ濃度との関連性について一貫してたエビデンスはない。聖路加国際大学公衆衛生大学院環境保健学准教授のMihye Lee氏らは、日本人女性のマンモグラフィ濃度と身体活動の関連を検討する大規模縦断研究を実施。その結果、身体活動レベルの上昇はマンモグラフィ濃度レベルの低下と関連している可能性があることを、Cancer Epidemiol Biomarkers Prev(2023年12月26日オンライン版)に発表した。