コロナ禍以降の梅毒患者、日本の増加が突出

4カ国の推移を比較

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 順天堂大学総合診療科学/筑波記念病院(茨城県)救急科・集中治療科診療医長/筑波大学ヘルスサービス開発研究センターの小森大輝氏らは、国立感染症研究所(NIID)の包括的サーベイランスデータなどを用いて日本、中国、オーストラリア、ニュージーランド(NZ)の4カ国における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック前後における梅毒患者数の推移を後ろ向きに調査。その結果、日本の梅毒患者数はパンデミック発生の2020年にいったん減少したものの、その後は再び急増しており、増加率が4カ国の中で突出して高かったPLoS One2024; 19: e0298288)に発表した(関連記事「コロナ下で増えた感染症を探る」)。

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