特定の黄体ホルモン製剤で脳腫瘍リスク上昇

異なる用量、投与経路で検討

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 フランス・国立医薬品・保健製品安全庁(ANSM)のNoémie Roland氏らは、特定の黄体ホルモン製剤の使用と頭蓋内髄膜腫リスクとの関連を検討する全国規模の症例対照研究を実施。その結果、一部の日本では未承認の薬剤および保険適用外の剤形で、使用による頭蓋内髄膜腫リスク上昇が認められた。一方、プロゲステロン、ジドロゲステロン、レボノルゲストレル放出子宮内システム(LNG-IUS)といった国内で広く使用されている製剤について関連は認められなかった。詳細は、BMJ2024; 384: e078078)に掲載されている(関連記事「子宮腺筋症が脳梗塞の新たなリスクに」)。

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