コロナ下の在宅勤務で心疾患リスク増

日本の全国コホート研究CORoNaWork projectの解析結果

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 産業医科大学高年齢労働者産業保健研究センターセンター長の財津將嘉氏らは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行の第3波の期間に当たる2020年12月に行われた全国コホート研究CORoNaWork projectの参加者1万7,640例のデータを用い、COVID-19流行下の労働者における冠動脈性心疾患(CHD)の発症リスクを調査。その結果、管理職や専門職の非肉体労働者はその他の労働者と比べてCHD発症リスクが高く、リモートワーク(在宅勤務)がリスク上昇に寄与していることが示されたSci Rep2024; 14: 8415)に発表した(関連記事「在宅勤務はストレスを増強?減弱?」)。

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