冬の被災地医療、漢方薬が有用かつ有効 能登半島地震での経験から 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 今年(2024年)1月1日に発生した能登半島地震は、地震の規模や最大震度の大きさに加え、寒冷地の真冬という時期の影響もあり、甚大な被害と医療機関への負荷をもたらした。このような状況において最前線で治療に当たった公立穴水総合病院内科の一宮佑輔氏(現・石川県立中央病院消化器外科)は「搬入遅延により西洋薬の供給が不足したが、多数の漢方薬を常備していた当院では漢方薬の併用により症状改善が得られた例が少なくなかった。また、停電により暖房設備が使用できない状況の中、低体温、胃腸炎、上気道炎などは寒が主体の『陰証』と判断し、漢方薬が有効であった」と第74回日本東洋医学会(5月31日~6月2日)の緊急シンポジウムで報告した(関連記事「寒冷地の地震災害でなすべきことは?」)。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×