新たな5類感染症に「急性呼吸器感染症」 厚生労働省 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 厚生労働省は7月8日、厚生科学審議会感染症部会にて、既存の5類感染症に含まれていない急性呼吸器感染症(ARI)を5類感染症に追加する方針を示した。 ARIは、急性の上気道炎(鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎)および下気道炎(気管支炎、細気管支炎、肺炎)を呈する症候群で、インフルエンザ、COVID-19、RSウイルス感染症など既存の5類感染症も含まれる。これら既存の5類感染症を除く形で、今回新たに「急性呼吸器感染症」として5類感染症に位置付ける方向だという。 ARI定点における対象疾患は、特定感染症予防指針の範囲のうち、定点把握している5類感染症および新たに5類感染症に位置付けられる「急性呼吸器感染症」とし、ARI病原体定点における対象疾患は、5類感染症に限定する意向を示した。 なお呼吸器感染症では発熱しない頻度が高い場合がありうることから、ARIサーベイランスの症例定義は「発熱の有無を問わない」とする方向性を示した。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×