・ベンゾジアゼピン系睡眠薬や抗うつ薬の減薬が高齢者の転倒予防に有効か検討。,・18カ月間の追跡で介入群と標準治療群の間で転倒率に有意差なし。,・中枢神経系薬の減薬による転倒予防効果は認められなかった。
中枢神経系薬の減薬に転倒予防効果なし STOP-FALLS試験 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ベンゾジアゼピン系睡眠薬や抗うつ薬などの中枢神経系作用薬(CNS薬)は高齢者の転倒と関連しており、高齢者の4人に1人が1種以上のCNS薬を服用している。米・University of WashingtonのElizabeth A. Phelan氏らは、高齢患者とプライマリケア医を対象にCNS薬の減薬指導による転倒予防の有効性を検討するクラスターランダム化比較試験(RCT)STOP-FALLSを実施。その結果、「介入群と標準治療群で転倒率に有意差は見られず、CNS薬の減薬による転倒予防効果は示されなかった」とJAMA Netw Open(2024; 7: e2424234)に報告した(関連記事:「現場検証と周知徹底で転倒は減らせる!」「Z薬が認知症患者の骨折、脳卒中リスクに」)。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×