曖気(げっぷ)は生理現象の1つだが、Rome Ⅳでは日常生活に支障が出るレベルの「げっぷ障害」を機能性胃・十二指腸障害に分類している。ただ、日本におけるげっぷ障害の有病率や発症の関連因子は明らかでない。大阪公立大学大学院消化器内科学教授の藤原靖弘氏らは、一般成人1万例を対象にウェブ調査を実施。国内のげっぷ障害の有病率、げっぷ障害と消化器疾患や咀嚼回数などとの関連が明らかになったと、Am J Gastroenterol(2024年7月16日オンライン版)に発表した。(関連記事「〔JAMA総説〕GERDは重大問題!胃炎、消化不良と混同するな!」)