サルコペニア患者は食品摂取多様性が低下

高齢者1,042例を対象とした横断研究

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 サルコペニアは加齢により筋肉量減少、筋力低下を来した状態を指し、健康長寿を妨げる一因となる。これまで一般地域住民を対象とした調査の結果は報告されているが、高齢者専門大学病院受診患者におけるサルコペニアの実態は明らかでない。順天堂東京江東高齢者医療センター消化器内科教授の浅岡大介氏らは、高齢者1,042例を対象に横断研究を実施。一般地域住民と比べ、高齢者専門大学病院患者ではサルコペニア有病率が高く、食品摂取の多様性の低下が認められたと、Biomed Rep2024; 21: 123)に発表した。(関連記事「高齢者のサルコペニア肥満が死亡と関連」)

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