セマグルチド、自殺念慮の不均衡シグナル検出

リラグルチドでは検出されず、WHO国際データベースの分析

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 米・Zucker Hillside Hospital/スイス・University of ZurichのGeorgios Schoretsanitis氏らは、GLP-1受容体作動薬セマグルチドまたはリラグルチドによる自殺および自傷関連の薬物有害反応(ADR)について、世界保健機関(WHO)の国際薬剤有害事象報告システムVigiBaseを用いた不均衡分析で検討。その結果、セマグルチドに関連する自殺念慮のシグナルが検出されたJAMA Netw Open2024; 7: e2423385)に発表した。両薬をめぐっては、欧州医薬品庁(EMA)が昨年(2023年)7月3日に自殺/自傷念慮との関連について検討を開始し、今年4月12日に関連は認められなかったと発表していた。(関連記事「GLP-1作動薬と自殺念慮との関連を調査」)

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