脂肪肝炎マウスの脂肪腎にトホグリフロジンが有効

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 近年、脂肪性肝疾患に合併する心血管疾患に対する関心が高まりつつある。大阪大学循環器内科の西原紗恵氏、小関正博氏は「食餌誘導性脂肪肝炎マウスの肝臓および腎臓において脂質の蓄積と炎症が惹起されており、スタチンにペマフィブラートを併用投与したところ、肝臓では遊離コレステロールの減少や肝線維化の抑制などが示された。また腎臓では、SGLT2阻害薬トホグリフロジンの投与により、特に尿細管細胞における脂肪滴や腎のコレステロール、遊離脂肪酸が減少し、"脂肪腎"を改善させた」と第60回日本肝臓学会(6月13~14日)で報告した。

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