コロナで在宅医療の利用が変わった

往診、ターミナルケア、看取りが増加 

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 東京慈恵会医科大学総合医科学研究センター臨床疫学研究部准教授の青木拓也氏らの研究グループは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが在宅医療サービスの利用に及ぼした影響を明らかにするため、厚生労働省が運用する匿名医療保険等関連情報データベース(NDB)のデータを用いて分割時系列分析を実施。その結果、パンデミック発生前と比べ、発生直後に終末期医療(ターミナルケア)と看取りが急激に増加し、その後も増加傾向が続いたこと、往診はパンデミック発生直後の急激な増加は見られなかったが、経時的な増加傾向が示されたことをJ Gen Intern Med2024年9月4日オンライン版)に発表した(関連記事「コロナ禍で看取りに変化」)。

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