発熱・咳嗽への安易な解熱薬、鎮咳薬使用に提言 和漢医薬学会 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 日本消化器病学会は昨日(9月12日)、公式サイトに第41回和漢医薬学会学術大会からの周知依頼として「発熱・咳嗽に対する薬物適正使用に関して―生体防御反応の観点から―」と題した特別提言を発出。提言では、①発熱・咳嗽に対し発生機序を考えず画一的に解熱薬や鎮咳薬を使用すると、それらに隠された真の原因を見逃して病気を長引かせ、場合によっては増悪につながる点を理解する、②発熱・咳嗽に対し解熱薬や鎮咳薬を使用する際は十分に作用機序を理解した上で、それらは必ずしも悪い症状ではない点や益および不利益について患者に分かりやすく説明する-ことが医療者としての使命であると強調している。 また、発熱・咳嗽症状の発生機序を踏まえて薬物治療を選択することで、解熱薬・鎮咳薬の供給不足や乱用の防止につながること、漢方薬にも合目的な処方があることにも言及している。 なお、今回の提言は発熱・咳嗽に対する薬物治療の禁止を訴えるものではなく、医療関係者に発生機序を考慮した上で処方の適否検討を強く期待するものとしている。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×