レンバチニブ+ペムブロリズマブ+TACEで肝細胞がんの無増悪生存期間が改善 欧州臨床腫瘍学会(ESMO)2024 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする エーザイと米・メルク社(北米以外ではMSD)は9月17日までに、切除不能な非転移性肝細胞がんの治療法として、経口チロシンキナーゼ阻害薬レンバチニブ(販売名レンビマ)と抗PD-1抗体ペムブロリズマブ(販売名キイトルーダ)に肝動脈化学塞栓療法(TACE)を加えた併用療法が、TACE単独療法と比べて有意に無増悪生存期間(PFS)を改善したと欧州臨床腫瘍学会(ESMO)2024で発表したことを明らかにした。 今回の報告は、第Ⅲ相臨床試験LEAP-012の初回中間解析結果。対象は併用療法群237例とTACE単独療法群241例に分けられた。PFSの中央値は単独療法群の10.0カ月(95%CI 8.1~12.2カ月)に対し、併用療法群では14.6カ月(95%CI 12.6~16.7カ月)で、全生存期間(OS)も単独療法群に比べ併用療法群では改善傾向を示し〔ハザード比(HR)0.80、同0.57~1.11、P=0.0867〕、病勢進行または死亡のリスクを34%減少させた(HR=0.66、同0.51~0.84)。 今回の解析のフォローアップ期間中央値は25.6カ月(12.6~43.5カ月)だったが、OSはフォローアップ進行中である。 なお、レンバチニブとペムブロリズマブの併用療法に関する安全性プロファイルはこれまでに報告されているものと同様だった。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×