エンハーツ、脳転移を伴うHER2陽性乳がんで12カ月無増悪生存率6割超 第一三共 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 第一三共は本日(9月17日)、脳転移の有無を問わず、前治療歴のあるHER2陽性の進行または転移性乳がん患者504例(うち、脳転移あり263例)に対する抗HER2抗体薬物複合体トラスツズマブ デルクステカン(T-DXd、商品名エンハーツ)の有効性と安全性を評価する国際第Ⅲb/4相臨床試験(DESTINY-Breast12)のデータを、欧州臨床腫瘍学会(ESMO)2024で発表したことを報告した(関連記事「エンハーツ、EMAが一部変更承認申請を受理、FDAは画期的治療薬に指定」)。 主要評価項目である、脳転移を有する患者群の12カ月無増悪生存率は61.6%で、その他の評価項目の一つである中枢神経系における12カ月無増悪生存率58.9%だった。安定した脳転移を有する157例の12カ月無増悪生存率は62.9%、中枢神経系における12カ月無増悪生存率は57.8%で、活動性の脳転移を有する106例については、それぞれ59.6%と60.1%だった。脳転移のない患者群では、主要評価項目である客観的奏効率が62.7%(完全奏効23例、部分奏効128例)だった。 新たな安全性に関する懸念は認められなかったという。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×