ゾーフィゴ+イクスタンジ併用療法が未治療去勢抵抗性前立腺がんに奏効 バイエル薬品 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする バイエル薬品は、骨転移を有する去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)患者を対象に、一次治療としてのアンドロゲン受容体阻害薬エンザルタミド(商品名イクスタンジ)+放射性医薬品・抗悪性腫瘍薬塩化ラジウム(223Ra、商品名ゾーフィゴ静注)併用療法の有効性と安全性を検討した第Ⅲ相臨床試験PEACEⅢの結果を発表した。 同試験では、エンザルタミド1日1回160mg+ゾーフィゴ55kBq/kgを4週間間隔で6サイクル投与する併用療法群と、エンザルタミドを1日1回160mg投与する単剤療法群に1:1でランダムに割り付けて比較検討。主要評価項目は画像上の無憎悪生存(rPFS)とした。 rPFS中央値は、単剤療法群が16.4カ月、併用療法群が19.4カ月だった。解析の結果、単剤療法群と比べ併用療法群でrPFSの有意な延長が認められた〔ハザード比(HR)0.69、95%CI 0.54~0.87、P=0.0009〕 。今後、副次評価項目である全生存(OS)の最終解析を行う予定だという。 結果の詳細は、試験を実施した欧州がん研究治療機構(EORTC)により欧州臨床腫瘍学会(ESMO 2024、9月13~17日)で発表された。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×