オランダ・Sint Antonius Ziekenhuis/Amsterdam UMCのMoniek Maarse氏らは、経口抗凝固療法(OAT)下で血栓塞栓性イベント〔虚血性脳卒中、一過性脳虚血発作(TIA)、全身性塞栓症〕既往歴がある非弁膜症性心房細動(AF)患者を対象に、左心耳閉鎖術(LAAO)による脳梗塞の予防効果を検討するコホート研究を実施。その結果、OAT単独継続群と比べてLAAO施行群で虚血性脳卒中のリスクが有意に低下したとJAMA Neurol(2024年9月23日オンライン版)に発表した(関連記事:「脳梗塞例に即時の強化スタチン療法は有効か」「左心耳閉鎖術が脳卒中リスクを3割抑制」)。