リウマチ熱への抗菌薬、長期有効性は

Cochrane Review

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 リウマチ熱は、A群溶血性連鎖球菌感染の2~4週後に現れる非出血性炎症性後遺症である。リウマチ熱患者ではリウマチ性心疾患(RHD)の発症リスクが高まり、RHDは25歳未満の若年者における心血管疾患の最大の原因の1つで、致死的な転帰をたどることもある。英・John Radcliffe HospitalのJonathan J.H. Bray氏らは、世界保健機関(WHO)によるガイドライン策定の一環として、リウマチ熱の再発およびRHDへの進展抑制における抗菌薬予防投与の長期有効性を検討するメタ解析とシステマチックレビューを実施。結果をCochrane Database Syst Rev2024; 9: CD015779)に報告した。(関連記事「世界の心血管疾患が30年間で倍増」)

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