・Fung氏らの研究により、盲検下で服用量を漸減し、強化型認知行動療法(CBTI)を用いることで、ベンゾジアゼピン系薬の中止率が向上することが示された。 ,・この方法では非盲検下での漸減と比べて、6カ月後の中止率が73%に達し、プラセボ効果による服用中止の支援が考慮された。 ,・本法は他の薬剤の漸減・中止にも応用可能とされ、服用中に生じるノセボ効果への対策を提供する可能性も示唆された。