コンタクトレンズセンサーで緑内障進行予測

日本人患者対象の単一施設前向きコホート研究

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 金沢大学眼科学教室准教授の東出朋巳氏らは、緑内障治療薬を使用していない正常眼圧緑内障(NTG)患者を対象に、コンタクトレンズセンサー(CLS、販売名トリガーフィッシュ)を用いた眼圧の24時間プロファイル測定による緑内障の進行予測について単一施設前向きコホート研究で検討。その結果、ベースラインでのCLS測定パラメータのうち、呼吸や心拍による眼圧変動である眼圧脈波幅(ocular pulse amplitude;OPA)の夜間(睡眠中)の標準偏差が小さいことが緑内障進行の有意な危険因子であることが示されたとSci Rep2024; 14: 21564)に発表した(関連記事「向精神薬などで新たに緑内障リスク」)。

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