チルゼパチド、日本人でも肥満に著効

国内第Ⅲ相試験SURMOUNT-J

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 2型糖尿病治療薬のGIP/GLP-1受容体作動薬チルゼパチドは、非糖尿病の肥満/過体重患者を対象とした国際多施設第Ⅲ相臨床試験SURMOUNT-1で減量効果が確認されるなど(N Engl J Med 2022; 387: 205-216)、肥満症治療薬の新たな選択肢として期待されている。虎の門病院(東京都)院長の門脇孝氏らは日本人肥満患者を対象に減量を目的としたチルゼパチド投与の有効性および安全性を検討する国内第Ⅲ相多施設二重盲検プラセボ対照ランダム化比較試験SURMOUNT-Jを実施。その結果、「プラセボ群と比べ、チルゼパチド投与群で有意な減量効果が認められた」と第45回日本肥満学会(10月19~20日)で報告した(関連記事:「チルゼパチド、非糖尿病例で一貫した降圧」)。

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