肥満と代謝異常の組み合わせでがんリスク2.4倍に 日本人5万3,000例超を対象に解析 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする メタボリックシンドロームの構成要素である肥満とその他の心血管疾患(CVD)危険因子(高血圧、高血糖、脂質異常)は、組み合わせにより疾患の発症率および死亡リスクが異なる。そこで、肥満と代謝異常に基づくリスク分類として、「代謝表現型」が注目されている。既に欧州などでは代謝表現型とがんの関連が報告されているが、国内の研究は限られている。徳島大学大学院医歯薬学研究部予防医学分野の渡邊毅氏らは、日本多施設共同コホート研究J-MICC STUDYに参加した5万3,000例超を9年間追跡。日本人においても代謝表現型によりがんの罹患リスクが異なり、肝がんでは約2.4倍に、大腸がんでは約1.4倍に上昇することを明らかにしたと、Cancer Res Commun(2024; 4: 2986-2997)に発表した。(関連記事「『代謝的に健康な肥満』でもCKDリスク上昇」) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×