医師の負担を軽減するIBDセンター薬剤師外来 生物学的製剤の選択や処方開始時の患者指導を薬剤師が担う 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 炎症性腸疾患(IBD)の患者は年々増加傾向で、生物学的製剤の普及により治療選択肢も増えている。こうした中で、医師が行う患者指導、副作用管理に要する負担が問題視されている。島根大学病院薬剤部/同院IBDセンターの中村健志氏は、薬剤師外来の取り組みを紹介し、導入前後での生物学的製剤の処方数や、薬剤師の患者指導時間の変化、医師の診察時間などを第32回日本消化器関連学会週間(JDDW 2024、10月31日~11月3日)で報告。「薬剤師外来導入前は外来での患者指導は未実施だったが、導入後は約8割の患者に実施されていた。外来での新規薬剤処方を可能とし、患者の入院依存を軽減できた。医師にとっては、薬剤説明以外の診療に注力する環境が整備された」と述べた。 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×