年50~100回のセックスでCVDリスク減

米・NHANESデータの解析で判明

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 性交頻度の増加は健康増進に関連することが知られている。これまで、性的活動性の高さと冠動脈疾患、乳がん、前立腺がん、抑うつなどのリスク低減およびQOLの向上との関連が報告されているが、世界的に死亡/身体障害発生の主因となっている心血管疾患(CVD)に対する影響は明らかでない。中国・Affiliated Hospital of Qingdao UniversityのTian-Qi Teng氏らは性交頻度とCVDおよび全死亡リスクにはU字形の関連があるとの仮説を立て、米国民健康・栄養調査(NHANES)のデータを用いて検証。「CVDおよび全死亡リスクは年間の性交頻度が52~103回の群で最も低かった」との結果をSci Rep2024; 14: 31925)に報告した(関連記事:「日本人男性の性機能、若年・中年ともに低下」)。

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