米・Brigham and Women's Hospital/Harvard Medical SchoolのWilliam B. Feldman氏らは、慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者4万例超の医療保険請求データを用い、定量吸入器を用いて1日2回吸入するブデソニド/グリコピロニウム/ホルモテロール配合薬(BGF、商品名ビレーズトリ)とドライパウダー吸入器を用いて1日1回吸入するフルチカゾン/ウメクリジニウム/ビランテロール配合薬(FUV、商品名テリルジー)の安全性および有効性を比較。その結果、肺炎による入院のリスクは同等だったものの、COPD増悪リスクはBGF群でやや高かったとBMJ(2024; 387: e080409)に発表した。