〔ASCO-GI 2025速報〕HER2陽性胃がんへの周術期ケモ+抗HER2抗体、OS改善せず EORTC-1203 GITC試験(INNOVATION試験) 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 〔編集部から〕2025年1月23〜25日に行われた米国臨床腫瘍学会消化器がんシンポジウム(ASCO-GI 2025)より、注目演題の要点を速報形式でレポートします。 (Infographic ©️Medical Tribune) 学会名:米国臨床腫瘍学会消化器がんシンポジウム(ASCO-GI 2025) 学会レポート一覧を見る 会期:2025年1月23日〜25日 演者:Anna Dorothea氏(スイス・Lausanne University Hospital and University of Lausanne) 背景 HER2陽性胃/食道胃接合部がんの周術期療法について、化学療法単独、化学療法+トラスツズマブまたは化学療法+トラスツズマブ+ペルツズマブ群の3群で比較した 化学療法のレジメンは、開始時はシスプラチン+カペシタビンとした。2019年以降はFLOT療法〔フルオロウラシル(5-FU)+ホリナート+オキサリプラチン+ドセタキセル〕に変更し、不適例にはFOLFOX療法(5-FU+レボホリナート+オキサリプラチン)またはCAPOX療法(カペシタビン+オキサリプラチン)を行った これまでに化学療法+トラスツズマブによる主要病理学的奏効率(mpRR)の改善が示されており、今回、全生存(OS)と無増悪生存(PFS)の結果が発表された 試験概要 組み入れ基準 ①切除可能なHER2陽性胃がん/食道胃接合部がん、②UICC TNM分類でIb~III期、③中央判定によるHER2過剰発現 主要評価項目 中央判定によるmpRR(ASCO 2023などで報告済み) 副次評価項目 PFS、OS 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×