〔ASCO-GI 2025速報〕MSI-H/dMMR進行・再発大腸がんへのイピニボ、ニボ単剤に優越 第Ⅲ相非盲検ランダム化比較試験CheckMate 8HW 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 〔編集部から〕2025年1月23〜25日に行われた米国臨床腫瘍学会消化器がんシンポジウム(ASCO-GI 2025)より、注目演題の要点を速報形式でレポートします。 (Infographic ©️Medical Tribune) 学会名:米国臨床腫瘍学会消化器がんシンポジウム(ASCO-GI 2025) 会期:2025年1月23日〜25日 演者:Thierry Andre氏(フランス・Sorbonne Université/Hôpital Saint Antoine, Assistance Publique Hôpitaux de Paris) 背景 ASCO-GI 2024では、高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)/ミスマッチ修復機構欠損(dMMR)を有する切除不能な進行・再発大腸がんを対象とした第Ⅲ相非盲検ランダム化比較試験CheckMate 8HWについて、一次治療におけるニボルマブ+イピリムマブ併用療法の化学療法に対する優越性が示された 今回、全治療ラインにおいてニボルマブ+イピリムマブ併用療法とニボルマブ単剤療法を比較した結果、ニボルマブ+イピリムマブ併用群で無増悪生存(PFS)が有意に改善したと発表された(Lancet 2025; 405: 383-395に同時掲載)。(関連記事「MSI-H/dMMR進行・再発大腸がんへのイピニボ、欧州で承認取得」) 試験概要 組み入れ基準 ①切除不能/転移性大腸がん、②施設判定によるMSI-H/dMMR、③免疫療法未治療、④ECOG PSが0~1 主要評価項目 全治療ラインにおけるニボルマブ+イピリムマブ併用群とニボルマブ単剤群のPFSの比較 副次評価項目 安全性、BICRによる客観的奏効率(ORR)など 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×