"善玉コレステロール"と言われるHDLコレステロール(HDL-C)が眼の健康にとっては必ずしも"善玉"ではないことを示唆する報告を中国・Sun Yat-sen UniversityのYiyuan Ma氏らがBr J Ophthalmol(2025年2月4日オンライン版)に発表した。同氏らは、緑内障を有さない40~69歳のUK Biobank参加者約40万例の14年後のデータを解析。「HDL-C値が高い人は緑内障発症リスクが有意に高く、LDLコレステロール(LDL-C)や総コレステロール(TC)、トリグリセライド(TG)値の上昇は緑内障リスク低下と関連が認められた」と述べている。