オゼンピックやウゴービなどのGLP-1受容体作動薬によりパーキンソン病の進行を遅らせることができる可能性が期待されていたが、残念な結果が報告された。GLP-1受容体作動薬の一種であるバイエッタ(一般名エキセナチド)に関する第3相臨床試験で、同薬がパーキンソン病に対する疾患修飾効果を持つことを裏付けるエビデンスは確認できなかったことが報告された。英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のThomas Foltynie氏らによるこの研究結果は、「The Lancet」に2月4日掲載された。